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「すみません妊娠しました。」保育士が妊娠を迷惑がられる3つの理由

pregnancy

妊娠は悪いこと?

いいえ。
妊娠は奇跡的で喜ばしい事です。

しかし、保育園では子どもを育てる場なのに、
保育士が子どもを授かる事に
少し迷惑な空気を感じます。

それは、責任感が強すぎる日本の体制のせい。
真面目な保育士さんの努力があった上で
保育園はまわっている現状があるんです。

そして、普段から人に迷惑をかけてはいけないよ、
と子どもたちに教えていますよね。
だから、迷惑になる妊婦に対して、
何だか罪悪感を感じるのだと思います。

保育士時代、私もなんかこういう空気を感じていました。
それでは、どうしたらよいのか?

この記事では保育園の問題点3つと
妊娠した時に考えることを
まとめました。

この記事を読んで、
あなたの人生を真剣に考えられると嬉しいです。
保育士がママになると強いですよ。

迷惑に思われてしまう3つの理由

①人手不足

保育士って人が大事なのに常に人員が足りていない
そもそもの保育士と子どもの割合がきつすぎます。

どこかの誰かが
日本の保育を「羊飼い」と表現していましたが
あながち間違っていないかも。
3歳児20人を1人で見るなんて神業ですよ。
nursery-Placement criteria
諸外国における保育の質の捉え方・示し方 :厚生労働省より
https://www.mhlw.go.jp/content/11907000/000533050.pdf

これをもとに日本の保育士の配置基準と比較すると
haichi

諸外国の半分の配置基準なんです。
日本の保育士よく頑張ってる!
予算がついていないからこうなるんですけどね。
1人抜けても本当に大変な現場。
こういう裏事情が、保育士の妊娠を歓迎できない一因です。

②女の嫉妬

保育園には、結婚したいけどできなかった独身の先輩や
ただいま不妊治療中の先輩がいる事もあります。

こういう環境で、自分が先に妊娠すると
気負いますよね。
これも、妊娠が歓迎されない一因です。

③役に立たない

保育は体力勝負の仕事です。
運動遊びでろくぼくを出し入れしたり、
行事などのセットの出し入れも仕事のうち。
でも、妊婦となると、貴重な人員が使えない…となります。
これも妊婦が迷惑に思われる一因ですね。

また、妊婦を早番、遅番のシフトに入れるのは
ちょっと大変だよね、ということで、全部組み直しです。
自分の分のシフトをみんなが肩代わりしてくれます。
ちょっと、申し訳ない気分になります。

だったら、こうしたらいい

そういう職場というのはすでに
あなたは知っている、と思います。

だからこそ、遠慮せずにあなたのタイミングで妊娠すればいいです!
迷っていたら妊娠できません。

迷惑に思われますが、実は、お祝いしてくれる先生も多いし
快く勤務をもらってくれる先生も多いです。
特に、自分が出産経験のある先輩たちはやさしいし、強いです。
保護者からもおめでとうと言われます。

これを機に、自分の人生設計も考えられるから、
一度じっくり考えるといいです。
妊娠は思ってすぐできるものでもないからね。

そして、運よく妊娠できたら、
あなたが園の子どもたちに命の授業をすればいいんですよ。
お腹をそっと触らせてあげたり、
聴診器で心音を聞かせていた先生もいます。
自分の置かれている環境を、うまく使うのは自分次第です。

復帰するためにやっておくこと

妊娠はゴールではなく、スタートです。
これから始まる、新たな生活にいろいろ考えることは多いです。
保育士として仕事を続けていく覚悟があるのなら
以下の事を念頭に置くといいです。

保育力をあげておく

復帰したら、あなたは即戦力ですよ!

先輩の立場でものを見る

復帰をいつにするかは、その保育園の制度とか
二人目の時期を考えて決めると思います。

ついに復帰したその年からあなたは
子持ちのベテラン保育士として見られるし
それを求められてしまいます。

それなので、今から後輩指導をきちんとできるように
先輩の姿を見習うとよいです。
復帰した時、自分が焦らずに済みます。

できたらすべてのクラスを経験する

復帰して、初めて5歳児を担任するとなると
結構プレッシャーを感じませんか?

なるべくなら、すべてのクラスを経験しておくと
復帰した時、経験が自分を助けてくれます。
これは、本当に自分の安心感のためですね。

私は運よく全クラスを担任してから
育休を頂きました。
これは、復帰後とても役立ちましたね。
育休中も、不安を書き出して、勉強をつづけました。
時には、保育園に子連れで遊びにもいきました。
先生たちとの信頼関係を作り続ける努力もしましたね。

謙虚になる

あなたは、仕事ができる保育士かもしれません。
妊娠も計画通りうまくいって、信頼も厚い。
でも、そこで天狗になっていてはいけません。
できてしまうあなたを、よく思わない先生もいます。

ありがとうを沢山言う

本当に色々な人に助けてもらわないと復帰は無理です。
自分の父や母の他に、育休中に病児保育に登録したり
自治体のサポート、ママ友など協力できる体制を
作っていくと安心です。
夫がフリーランスや自営業だと助かるかもしれません。

私も復帰してから、急遽クラスのトラブルで残業が発生し
我が子のお迎えに行けず、義理母にお迎えを頼んだこと
よくありました。
仕事できる環境に感謝して、「ありがとう」と言っていました。

笑顔で、できる仕事をこなしていく

産後は体力も落ち、睡眠不足でつかれるけれど、
保育の仕事はやりがいはあるし、
復帰すると、自然と産後のダイエットになりますよ!
これはラッキーでした。

笑顔で楽しく保育をしていけば、
大変な事もいつのまにかできるようになってきて
タスク管理もとてもうまくなります。

でも、無理はしないで!
顔から笑顔が消える時は必ず休みましょう。
仕事60%、家庭60%でも合わせて120%ですよ!
ママ保育士最強です!

夫に家事も任せたり、
子どもも手伝いに巻き込んだりしながら
あなたが楽ができる生活をつくっていってください。
大変なことも、保護者の生活に共感できるいい体験です。

さいごに

どこの職場でも妊娠問題は昔からあります。
今の時代「これって変だよ」と声を上げる人が増えてきました。

でも、私は自分に実力がないのに、
権利だけ主張するのはいけないと思っています。
先輩たちが築いてくれた道をありがたいと思いつつ、
プロ意識を持って貢献していくことが、
自分の人生に多くの実りをもたらすのも知っています。

共働きだと、お金はきちんと後からついてきます。
お金より家族の時間を大切にしたいなら退職という選択肢もあります。
要は、自分がどう生きていきたいか?

保育士を17年間やってきた私は、復帰は必ずしたかったです。
保育士として保護者と同じ気持ちになりたかったから。

でも、我が子が小学生になった時、これでいいのかと自問して
そこで仕事を辞めました。

あなたはどんな人生を送りたいですか?
じっくり、考えてみてくださいね。

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