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【④道徳性・規範意識の芽生え】幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿

Norms

はじめに

保育所保育指針で「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」
が書いてありますが、何だかよくわからないって印象を受けませんか?

この記事では、幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿の中で、
「④道徳性・規範意識の芽生え」について
私なりの考え方のポイントを説明していきたいと思います。

私も、年長の担任をした時に、10の姿を意識をしたものの
何だかもやっとしたのを覚えています。
それなので、この記事では、
A~Cまでの3つの考え方のポイントにそって

①子どものとらえ方、
②保育士の役割と
③具体的な内容

の3つのカテゴリーにまとめました。

この記事を読んで、明日からの保育のヒントを見つけ、
楽しい保育をしてくださいね。

④道徳性・規範意識の芽生え

Morality
保育所保育指針解説より

考え方の3つのポイント

協同性を考える時に、私なりに

A.大人のモデル
B.身近な仲間関係
C.自分の頭で考える

の3つのポイントの視点を持ってそれぞれを
子どものとらえ方、保育士の役割と具体的内容について
解説していきます。

これが、正解ではないですが
こういう視点で物事を見ていくと、
目の前の子どもたちの姿をとらえやすくなります。

A. 大人のモデル

道徳性や、規範意識を育てるために、保育士がどういう環境をつくり、
どのようなモデルを示すかが一番のポイントとなります。

①子どものとらえ方

保育士は、子どもがいろいろなルールや約束事があることを知っていて
それを守ることで、快適さや安全に生活できることを理解しているかどうかをみます。

②保育士の役割

保育士の役割としては、保育士自身が約束事を守ることです。

例えば、子どもたちにきちんと片付けましょうね、と言っていても
自分がおもちゃをきちんと置き場に戻していなかったら
子どもたちに伝えられませんよね。

③具体的な内容

大人も子どもの約束事をきちんと守る環境は
大人も子どもも快適で安全な生活をつくり出すことに繋がります。

例えば、咳が出る時は必ず手で口を覆う事だって約束事です。
また、使ったものをおもちゃ箱や道具箱に片付けるのも約束事です。

年長ぐらいになると、自分たちで鬼ごっこのルールを決めて
自分のグループなりのルールを決めることもあると思います。
例えば、鬼ごっこの鬼決めは誰かが指名するのか、ジャンケンなのかということや
鬼ごっこでバリアがありかなしか、などちょっとしたルールも確認が必要です。

このルールをみんなが理解していないと、
言った、言ってないでトラブルのもとになります。

B.身近な仲間関係

身近な仲間とは、同じクラスの友だちが多いですね。
お互いに、ルールを守っていない時や気づいていない時に
伝えあう関係ができているかが大切です。

①子どものとらえ方

保育士は、クラスの子が、ルールを自分が守るだけではなく
人に伝える力が育っているかどうかをみます。
ただ、この力は幼児期には難しい場合も多いです。
あくまで、【道徳性・規範意識の芽生え】なので、
できたらいいね、ぐらいに見守るといいです。

②保育士の役割

保育の中では、約束事を伝えますが、実際子どもは守れない時も多いです。
それなので、守れなかったときにどうなるのかも伝えることが大事です。
この約束事を守ることで、みんなが安心して生活ができるんだよと
根気よく伝えていけばよいのです。

③具体的な内容

保育士は、マナーを守ることでみんなが快適になることを知らせていきます。

例えば、食後に自分の机を拭いておくとか、
トイレの後のスリッパを並べておくとか、
廊下は歩くこと、朝や帰りには挨拶をすることなど
身の回りでみんなが守るとよいルールは伝えていきます。
身につくまで時間がかかるので、根気よく伝えていきましょう。

これは、どの保育士も同じことを言えるようにするといいです。
子どもが混乱なく園のルールとして身に着けやすいからです。

C.自分の頭で考える

特に年長ぐらいで育っているとよい力です。
自分の頭で考え、必要ならば、自分たちで約束事をつくり出す力を
育てられるといいですね。

①子どものとらえ方

保育士は、集団生活の中でおこる問題をみんなに伝え、
必要であれば、子どもたちでルールをつくれるような
発想力が育っているか
をみます。
これも全員ができるわけではないので、ある程度は保育士のリードがいります。

②保育士の役割

保育の仕事では、全ての活動を子どものルールに沿って決めていては
進まない事もあります。
それなので、役割としては、必要な場合のみ子どもたちが
話し合える機会を作ってあげる
ことです。

園によっては、○○ぐみミーティングの時間を
作っていますよね。輪になってけんかや困ったことなど問題を
取り上げて、みんなで話し合って約束事の確認をしていきます。

③具体的な内容

保育の中で具体的にできることは、
大人の指示で活動する場面と、子どもの判断の活動の場面のメリハリをつけることです。

大人の指示の時はこちらがきちんと遊びのルールを伝えて
子どもたちの安全に配慮した活動を行っていきますが、
例えば、運動会のリレーなどで子どもたちの感情が高ぶる活動の時は
その都度、友だちの思いやクラスの目標、その時の子どもの悩みなどを
意見に取り入れながら話し合いの時間をつくるようにします。

子どもたちが発言する場面を意識的につくっていくことが
相手の気持ちを思いやる事ができ
ひいては、道徳性や規律意識の芽生えとつながります。

まとめ

summary

A.大人のモデル
B.身近な仲間関係
C.自分の頭で考える

以上、私なりの解釈でした。
保育はつながっているので、今している活動が
どんな力を伸ばすことに繋がっているのかを
意識すると、「今大切にしていること」がはっきりします。

最初は何が大切な事なのかわからないので、
やっていく中で、子どもたちに育ててもらうといいです。
私もそうやって保育士として成長してきました。
子どもたちが先生です。

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