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保育にモンテッソーリ教育を生かす。市販教具と手作りおもちゃ比較

monte

モンテッソーリ教育を取り入れる知恵

「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在が
モンテッソーリ教育の前提です。
この内在する力が存分に発揮できる環境と、自由が保障された中で、
子どもは自発的に活動を繰り返しながら成長していきます。

なんか、小難しい事言ってるな…なんて思いませんか。
結局、保育は物的環境と人的環境が大事って事でしょ?

そうです。物的環境と人的環境が大事なんです。
でも、物的環境って実際何がいいのでしょうか。
保育園で勤めていた私もどんなおもちゃがいいのか悩みました。
monte
マリア・モンテッソーリ
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Prof_Maria_Montessori.jpg

そこで、今回はモンテッソーリさんが考えた教具について解説し、
お金がない福祉施設の保育園や家庭でも実践できそうな
100均などでも作れる、手作り教具についてご紹介していきます。

モンテッソーリ教育って最近人気ですが、これが一番いい教育ではなくて
前の前にいる子どもたちにとって何が最善であるか常に考え続けることが
一番大事なのかなと個人的には思っています。
今回の記事で、あなたがお子さんを育てる時のヒントになれば嬉しいです。

敏感期とお仕事

モンテッソーリ教育でよく言われる「敏感期」というものがあります。
知っている方もいると思いますが、私は知らなかったので念のため記載しておくと、
「敏感期」とは、子どもの能力が最も発達する時期のことです。
モンテッソーリ教育では0~3歳、3歳~6歳、6歳~12歳と分かれています。

また、モンテッソーリ教育では保育でよく言う「遊び」を「お仕事」としています。
遊びって発達を促す側面があるので、「お仕事」というネーミングなんですね。

それでは、以下からは敏感期と、子どもの発達を伸ばすお仕事の紹介になります。
私なりに市販のモンテッソーリ教具(高いけど丈夫!集団保育には向く)とそのエッセンスだけもらった手作りおもちゃ(安いけど、耐久性が弱い)の2つずつご紹介していきます。

①0歳~3歳

この乳児期には、自己教育力を発揮させる環境として主に7つの教育環境があります。

1粗大運動の活動
2微細運動の活動
3日常生活の練習
4言語教育
5感覚教育
6音楽
7美術

の7つです。それでは、それぞれ説明していきますね。

1粗大運動の活動

粗大運動と言えば、体をたっぷり動かそう!
乳児期は体力や集中力もないので、長くても15分~20分ぐらいを目安に。
赤ちゃんはハイハイ。
歩き始めで少しの段差をこえることや斜面登りなどがおススメです。
市販のもの<バランスボード>
brance
https://shop.millemamme.org/blogs/le-guide-di-millemamme/liberta-in-movimento-la-motricita-grossalana-il-triangolo-di-pikler-e-la-tavola-di-equilibrio

手作り教具<100均ですべてそろう!バルーン風船>
風船を布団圧縮袋に入れてマットを作ります。
空気をしっかり抜くと、子どもが乗っても割れません。
ballun
https://www.roomie.jp/2020/05/615366/

2微細運動の活動

握る、落とす、たたくなどの動きを通して微細運動の獲得をします。
微細運動とは、細やかな手先の動きのことです。
手は第2の脳と言われます。
指先の発達はお仕事や遊びを通してしっかり動かしていきましょう。
市販のもの<ノックアウトハンマー>
叩いてボールを落とします。穴がぎりぎりのいいサイズなので、
何回か叩かないと落ちません。
叩くのが好きな子は楽しんでいます。
これはハンマーが危険なため、周りに気を付けて遊びましょう。
knock
https://knockknockabc.jp/stafftalk/1066/
手作り教具<ペグ差し>
100均で適度なタッパーとネームプレートを買ってきます。
タッパーの上部に穴をあけます。出来上がり。
ネームプレートの代わりに、プラバンで動物や果物などの絵を描いたものでもいいです。
ネームプレートはこのタイプだと、子どもが口に含み紙が汚れる可能性もあるので、
フラットな物があれば、そちらを選ぶといいと思います。
peg
https://knockknockabc.jp/stafftalk/1066/

3日常生活の練習

日常の活動について、自分で着脱をしたり、身の回りの観葉植物の世話など
乳児なので、出来る範囲でやらせてあげます。
観葉植物の世話は水やりを一緒にやるのもいいですね。小さいじょうろなら
水のやりすぎを防ぎます。みずやりをしたら、旗を立てたりわかりやすくしてあげると
集団生活の中でも取り入れやすいのではないでしょうか。
市販の教具<着衣枠:ボタン>
bottan
https://catalog.hoikucan.jp/item/60-70179-013
100均<植物 じょうろ>
plant
finish-water
ミニじょうろは100均です。
ミニほうきも重宝しますよ。

4言語教育

0歳から3歳は「話しことばの敏感期」にあたります。
それなので、自分の周囲で話されている母語を獲得しやすいです。
絵本の読み聞かせや普段の話しかけが大切です。
市販教具<絵本>
book



モンテッソーリの絵本も揃っていますし、試し読みもできるので参考になります。

もし、予算が厳しいのなら、素話をするか、図書館を利用して
沢山の絵本に子どもたちを出会わせてあげてください。

5感覚教育

この時期は「感覚の敏感期」にあたります。
発達段階や興味に応じた感覚教具にふれることで、5感の発達を促します。
また、感覚教具の操作は子どもの知性の目覚めを促します。
市販の教具<感覚板>
skin
https://catalog.hoikucan.jp/item/60-78258-034
さらさら、ざらざらと様々な感触を感じられます。
面白いですよね。
こういう感覚刺激を考えていろいろ試しているのがセンサリーマットです。
手作り教具<センサリーマット>
senser
https://www.instagram.com/feelthefeet/
インスタでもいろいろ探せます。
こちらはコンパクトになるのがいいですね。
他にも100均にある芝生や、いらないCDもつかえます。
素足で踏むのでなるべく安全優先で!

6音楽

子どもは音を聴くと、自然に体を動かしたり、
楽器を鳴らしたりして、表現することを楽しみます。
保育園では、CDに合わせて一緒に体操をしたりしていますよね。
モンテッソーリでは、リトミックを取り入れている所もあります。
私はリトミックはやっていませんが、園ではさくらさくらんぼのリズムを取り入れていました。

7美術

この時期の美術というと固く聞こえますが、おえかきなど製作ですね。
目と手の協応動作の獲得を促すだけでなく、思いのまま自由に表現することを楽しむ活動です。
市販<プチマジー>
putch
https://kodomonosmile.blog/pen
これは、乳児がもちやすいペンになっています。おすすめのペンです。

手作りおもちゃ<小麦粉粘土>
cray
100均でも売っていますが、集団保育では量が必要なので、
小麦粉、塩、油、食紅を混ぜた小麦粉粘土を作ることがよくあります。
私も2歳児クラスでよくやっていました。作るところから見せてあげると
ワクワクして早くやってみたい!と目を輝かせていましたよ。

以上が0歳~3歳の敏感期にやるお仕事の例でした。
次は、3歳~6歳の敏感期のお仕事についてご紹介します。

②3歳~6歳

この時期は幼児クラスですね。
できることが増えてきて、試行錯誤しながら成長していきます。
3歳~6歳は5つの敏感期に分かれています。

1日常生活の練習
2言語教育
3感覚教育
4算数教育
5文化教育

乳児より2つ減りましたね。
運動面が日常生活に入り、算数が増え、音楽美術が文化に統一された感じです。
それでは、5つそれぞれ解説していきますね。

1日常生活の練習 

基本的生活習慣が確立される時期です。
保育園では、着替えの時に洋服を畳んだり、
自分が汚したところを自分で掃除をしたりと
日常の経験の中でやり方を学んでいきます。

モンテッソーリでは力の獲得に重きを置いているので、
個別に必要な練習はお仕事として組み込んでいきます。
市販の教具<着衣枠>
Clothes
https://gakken-mall.jp/ec/mirai/pro/disp/2/6070172001
保育園にあるカタログにモンテッソーリ教具を扱っている所もあると思います。
ここでは、学研の保育用品をご紹介します。
普段の保育でも、製作や生活に似たような動きを取り入れているのではないでしょうか?
教具として扱うとこんな感じになります。

ひも結びはよく、クリスマスリースなんかの題材で
製作の時に作ったりしますね。年長向きです。
手作り教具<着衣枠>
Clothes2
着衣枠を刺繍用の枠とベビー服で作っています。
このサイトおうちモンテのおもちゃ作りの様子が詳しくかいてありおススメです!
https://ouchidemonte.com/diy-dressing-frame/

2言語教育

ことばの発達段階に合わせてきめ細やかなステップを踏んで、
語彙を豊かにする目的があります。また、文字を書く力を伸ばしていきます。
市販教具<文字スタンプ>
stamp
https://gakken-mall.jp/ec/mirai/pro/disp/2/6078716005
この文字スタンプは私も使ったことがあります。
年中ぐらいで、文字に興味を持った子がお手紙ごっこで使っていました。
モンテッソーリ教育のように一人ずつ使用すればぐちゃぐちゃにはならないでしょう。
私の園はモンテッソーリ教育は取り入れていなかったので、管理が大変でした。
しかし、このスタンプ自体はとても人気で年中と年長で貸し借りして使っていました。
カタカナバージョンもありました。
100均のカード
letter
こんなカードが100円で手に入ります。
日本の物価…どうなっていくのでしょうか。
この前読んだ本に、日本の教材ってなかなかすごいんだよという記事をみてそうなんだ!と思いました。
まぁ、結局は提供する人の力量が大事です。
人的環境については、常にレベルアップせねばと自分に言い聞かせています。
自分の感情のコントロールが一番難しいんですよね。
次は、感覚教育についてです。

3感覚教育

 
感覚教具には、「対にする」「段階づける」「分類する」という、三つの操作が位置づけられています 
「ものを観察する能力」と「ものを考える方法」とを身につけること
『感覚教育』は『言語・算数・文化教育』という知的教育分野の基礎となります。

という訳で、比較や分類などの教具ですよね。
市販の教具<色板>
colour-board
https://gakken-mall.jp/ec/pro/disp/2/6070782024
きれいな色板です。思わずきれいに並べたくなる!
手作り教具<折り紙で色板>
colour-board2
https://mamatoko-log.com/montessori-color-tablets/
折り紙とラミネートでコツコツ作られたそうです。
きれいですね。これは保育園でも使えますね。

4算数教育

机の上でプリントで足し算をするのとは違い、
「運動」を伴う形で、足し算の概念を文字通り「体得」していくことが可能です。
最初は分からなかったのですが、モンテッソーリの教具を見ていくと
よくできている!と本当に感心してしまします。教具を通して数を体感で学ぶんです。
市販教具<算数棒、十進法>
math
10
https://kodomo-otona.com/monte-ryoiku/kyogu-math/
手作りおもちゃ<算数棒>
mathbar
https://kodomonosmile.blog/math-bar
100均の棒にビニールテープを巻いたそうです。
自分でも作れそうですね。
私の肌感覚で、保育園にはここまで算数教育的な物は
受け入れられるか微妙ですが、幼稚園だと採用されそうですね。

5文化教育

 
平和は子どもから始まる。
モンテッソーリ教育の文化クラスは、
全体を捉えてから詳細を学ぶことに重きを置いています。

ちょっと難しいですが、コスミック教育というものです。
宇宙から地球へ、そして人類の文化へという流れ。
歴史、地理、地学、動・植物などを扱っています。
身近な自然と社会って感じです。
市販の教具<地球儀>
earth
https://gakken-mall.jp/ec/mirai/pro/disp/2/6070205001
この地球儀よく見てみてください。
あえて、国名が書いてないんです。
だからこそ、身近な先生や大人が教えながら、
子どもの興味を引く事が出来るんです。
先生…プレッシャーですよね。
ほんとに、大人が賢くならないと冷や汗かきます。

無料の世界地図
world
https://happylilac.net/syogaku.html
ちびむすドリルというサイトに世界地図が無料でダウンロードできるようになっています。
これをつかって、色塗りしたり、世界を学ぶことが出来ます。

また、国旗の絵本をクラスに置いておくのも興味をそそっていいですね。
年中や年長ぐらいになると、国旗ブームが起きる年もありました。
あくまで、そのクラスの子どもたちの興味の度合いによりますけどね。

③6歳~12歳

この時期は学童期なので、保育園や幼稚園関係者の方は
興味ないかもしれませんね。
ただ、子育てをしているママにとってはずっと付き合っていく我が子なので
先の成長も知っておきたいと思うのは当然のこと。
それなので、少しだけご紹介したいと思います。

1地理
2歴史
3生物
4言語
5算数
6幾何学
7アート、音楽

の7つにわけて簡単にご紹介していきます。
なんか、勉強っぽくなってきましたね。

日本では、モンテッソーリを取り入れている小学校は少ないです。
なぜならモンテッソーリ教育は個々の力に注力しているから集団教育に向きません。
マニュアルはなく、子どもの集中力を大切にします。

日本の学校は戦後の軍事教育がもとになっているので、
集団行動や平等に教え平均的に学力を保つという面ではとてもいいです。
集団教育があったからこそ、今の礼儀正しいきれいな日本があるのも事実。だだ、将来的にこの教育方法がいいかは疑問です。

みんな一緒に育つ文化は、良い所もあるけど、弊害もあるのです。
自分で育っていくことを望むのがモンテッソーリでしたね。
個々のペースで育つためには、一斉教育では無理なのです。
今の日本では、個々の教育は家庭教育でフォローするしかないのが現状です。

1地理

身の回りの地形や位置についてです。
これは、一緒に調べていくといいですね。
体験と、興味があったら調べられるコーナーづくりをすると、
自分から学びたいという意欲が生まれます。

2歴史

人類や恐竜などのフィギアなどをきっかけに学んだり、
郷土を知ったり、町探検などから歴史に興味をもてるようにします。
博物館や美術館へ行くのもいいですね。

3生物

動物フィギアや人間の体の仕組みを知ったり、
植物の育ちや役割を知るです。理科の授業ですね。

4言語

言葉の文法を感覚で学んだり、母国語の理解をしていきます。

5算数

足し算、引き算、掛け算、割り算の基礎を学びます。
小学校では反復練習を大事にしていますよね。
モンテッソーリでは教具を通して感覚的にも数字の理解を促しています。
市販教具<円の分割版>
circle
https://item.rakuten.co.jp/montessori/js4037/

6幾何学

モンテッソーリでいう幾何学(きかがく)とは、
宇宙や地球とあなたたちはつながっているという教育のことです。
形から入り目に見えない抽象的なモノを感じる力を育てたいと考えたのです。
なんか、壮大ですよね。
まずは、感覚を通して平行、水平、斜線を知り形の特徴を捉えていきます。
そこから、幾何学と共通するものを子どもたち自身が見つけ出していくのです。
mozaiku
https://www.hyakuchomori.co.jp/toy/p/NINAF9404G.html

7アート、音楽

実際の目で見る、触れる、奏でる、表現することを大切にしています。
モンテッソーリさんは音楽に精通しているわけではなかったので、
アンナ・マリア・マッケローニさんという人が音楽の分野は
カリキュラムを担当していたようです。
市販教具<感覚ベル>
bell
https://item.rakuten.co.jp/violinjp/musicalbell/
アートでは、海外で面白い実験をしている画像がありました。
モンテッソーリのお仕事の1つで、「色の輪」
colour-circle
楽しそうですよね。
https://livingmontessorinow.com/montessori-color-mixing-activities-rainbows-of-color/?__cf_chl_jschl_tk__=pmd_NHx9oryKroIB9MMR6u9F4Tb4_QrD0qoQyZPHacHuDN4-1632444509-0-gqNtZGzNAhCjcnBszQn9

公立園では特化できないけれどミックスはできる

日本によくある保育園や幼稚園、小学校は大人主導が多いかと思います。
中には、子どもの発達を見極め流れる保育を実践していたり、
放任ではない自由保育を行っている所もあるでしょう。
それは、経営者や園長がしっかりと保育を考えているから。

でも、自分の園でモンテッソーリの教育に興味はあっても
そのまま取り入れようとする動きは難しいと思います。
いくらあなたがモンテッソーリ教育をしたいと思っても特化はできません。

それならば、あなたがすごくいい!と思ったエッセンスを取り入れるのが最適です。
理論をもらって、自分の園のいい所とミックスしてください。

自分のクラスの子たちってすごくかわいいですよね。
その子たちのために、その子たちが伸びそうな教具を取り入れたり
遊びを探してうろうろしている子にも興味が持てる優しい環境づくりができたらいいですよね。
だから、園のおもちゃややり方に不満や疑問があるなら、あなたが第一歩を踏み出せばいいのです。

さいごに

答えはすべて子どもたちが知っています。
答えはいつも自分の中にあるのです。

子ども自ら成長したいと願うなら、ピッタリの遊びが見つかります!
自分で選ぶんです。
元気な子は外遊びをやる!手先を使って、もっとやりたい子はそれをする。
お仕事を通して、子どもが成長したい思いをサポートしていきましょう。

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