目次
はじめに
仕事で落ち込んだ時ってつらいし、凹みますよね。
時には、自分が悪かった…なんて自責の念にかられることもあると思います。
でも、大丈夫です!
あなたは悪くないです!
本当にそんなことで落ち込む必要ありますか?
いえ、ありません。
なぜなら、これからお伝えする5つのことをやれば、落ち込まなくてもいいってわかるからです。
そして、人生で起こるすべての出来事に対して、解決策が見えてきます。
申し遅れました、私は自己啓発やビジネス書、保育専門書など数多くの本を読んできたよっちゃんです。
保育士も17年やってきました。私の失敗談もいろいろありますが、常に楽しく保育をしてきた実績はあります。
そんな実績を踏まえて、今回は今悩んでいるかわいい後輩たちのために記事を書きました。
あなたが以下の記事を読むと、落ち込みマインドから改善マインドへと早変わりします。
では、記事をお読みください。
(もし質問があれば、お問い合わせからどうぞ。)
落ち込んだときはこうしなさい
もし、あなたが今落ち込んでいたら、以下の5つのことをすぐやってください。
さて、準備はできましたか?
始めましょう。
1.事実をうけとめる
まず、ノートを開いてください。
そこに、今モヤモヤしている出来事を何があったのか、書いてみてください。
私は、以前4歳児を初めて担任した時に、劇遊びの作り方を全く知らず、我流でやって大失敗をしました。
大道具や小道具もろくに作らず(知らなかったし、見たことなかった)、ピアノもへたっぴ。
その状態で保護者に見せたから、保護者も期待したのに拍子抜け、会議ではもっと早く相談すべきだったと言われました。
(だって、そんなこと誰も言ってくれなかったじゃん)その後、悔しくて悔しくて泣きました。
まわりが気遣ってくれる優しさが逆に辛い…。
さて、あなたの出来事は何でしたか?
2.落ち込んでいるときの感情をすべて出す
出来事が書けたら、次にその時に思ったことを書き殴って下さい。
私なら…
だって知らなかったんだよ!初めての一人担任でいっぱいいっぱいなんだよ!
先輩に何を聞いていいのかわからない。子どもたちとは楽しくごっこ遊びはやってきた!
でも、見せ方なんて保育士の専門外!それでも残業して仕上げるなんておかしい!
自分の実力のなさに無力感…。失敗が恥ずかしい。もっとうまくやりたかった。
いきなり転園してきた子が和を乱すんだよ。
などなど、こんな感じでしょうか。
この時の一番は、悔しくて悔しくてたまらなかった!という感情がいまだに残っています。
あなたもとにかく、書いて書いてガス抜きをしましょう。
言葉が荒くなっても構いません。
どうせ誰もみませんし、何なら後からこの紙を破って捨ててもいいですよ。
まだ、使うので今は捨てないでくださいね。
3.逃げないで自分と向き合う
さて、すべての感情を書き出しましたか?
その時に泣いてもいいですよ。
むしろ泣いちゃった方がすっきりするので、おすすめです。
次は、さっき書いたことをじっくり見てみましょう。
私の場合は、知らなかった、初担任で分からない事が多かったので一人で教えてもらえない事が多い中でよく頑張っていたと思います。
また、やることが多すぎて持ち帰り残業とかに疑問もあったし、実力不足な自分も嫌でした。
(まぁ、今になってわかりますが、保育現場って人の入れ替わりがよくあるので体系立てて育てていくという文化が根付いていない所があって、結構先輩から技術を盗んだり、子どもとの関わり方を見につけるのは職人技なところがありましたね。今は情報が簡単に手に入りますが、17年前はそんなに情報がさくっと手に入りませんでしたから)
さて、自分の書いた文章を眺めているうちにあることに気づくと思います。
それは、
「これって、私だけ?」
ということです。
じつは、まわりを見てみると…意外とよくある悩みですよ。
日本中でこうやって落ち込んだり悩んでいるのってあなただけだと思いますか?
まさか!そんな事あるわけないですよ。
同じような悩みはいくらでもあるんです。
今すごく辛くても、同じように悩んでいる人は沢山います。
ここ大事です!
「意外と私だけじゃない!?」
ということに気づいてください。
そう、落ち込むのはあなただけではないんですよ。
世の中の大抵の悩みって、人間関係か、お金か、人生かこの3つにわけられます。
あなたの悩みもこの3つの中のどれかではないですか?
これを自分で認められた人だけ、次のステップにいきましょう。
4.人的環境と物的環境を見極める
保育ではよく聞く、「人的環境」と「物的環境」という言葉。
いうなれば、人的環境は保育者で、物的環境は保育室や園庭など子どもに関わる施設の部分やおもちゃなどです。
ただ、今回違うのは、落ち込んだときの「人的環境」と「物的環境」の話なので、
「人的環境」はあなたの心のこと、「物的環境」が改善できる所ととらえて下さい。
あなたの心はさきほど、ノートにさんざん吐き出してもらったのでひとまず落ち着いているはずです。
さて、冷静な目で、このもやっとした事実に向き合っていくとどうなるのでしょうか?
私の場合…わからない事はわからないけれど、日頃から先輩の先生たちと積極的にコミュニケーションをとれば、自然と入ってくる情報が変わってくるかも。
この失敗をすごく責めている人は誰もいなかったし、むしろ新人だから失敗が許される立場にいる私ってありがたい!
じゃあ、失敗はイヤだけど、自分の実力アップのためにできることはどんどんやっていこう!
ピアノは苦手だからこそ、簡単な楽譜を探してきてそれを弾きこむようにしよう。
などなどその時の私でもできることが見えてきました。
行動まで落とし込めると、“私の成長のための物的環境を整える”ことにつながります。
例えば、保育キャリアの体系が書かれた本を読んだり、簡単な楽譜を手に入れたりできます。
劇遊びに関して言えば、「えんとつ町のプペル」という絵本の脚本が無料で公開されている!
https://poupelle-musical.com/play.html
調べれば情報が手に入る。いい時代です。
あとは、行動するのみ。
5.もうあなたは大丈夫!
ここまでくれば、落ち込んでいたことでさえいい経験となっているはずです。
しかも、あなたは後輩に伝えられるいい話のネタを得ることができています。
先輩の失敗談って、後輩とうまくやる方法で一番いいものです。
後輩にとっては一番聞きたいし情報で、参考にさせてもらって自分のモチベーションを保ったり、先輩でもこんなことあったんだと勇気を与えることもできるんです。
あなたは、すごくいい宝物を手に入れた事に気づきましたか?
とはいうものの、こんな簡単に思えないよ…。という人もいるはずです。
そうです。それでいいです。
まだまだ私は落ち込みたいと思う人は、しっかりその感情を味わってください。
それって、実はあなたが子どもの頃に感じたものかもしれないからです。
そこに向き合って、
「私は味方だよ」「もう大丈夫」
「イヤだったね、怖かったね、怒られて凹むよね、謝りたくなんかないよね、バカヤローって叫びたいよね…」あなたがしっくりくる言葉を自分にかけてあげてください。
すると、不思議と楽になれますよ。
「なぁんだ」「今の私は大丈夫!」って。
保育士であるあなたは、夢をかなえてここにいます。自信をもって。
ピンチはチャンス
よく、「ピンチはチャンス♪」って言いますよね。
落ち込んでいる最中ではそんなこと思えない人も多いかもしれません。
でも、昔私の知り合いですごくポジティブ思考の店長さんに言われた言葉
「私ね、困難がきたら、きたきたきたー!って思うんだ。ピンチは成長できるチャンスだからね。」
こういう風に逆境を、ぐんぐん乗り越えようとする姿勢に感銘をうけました。
みんながみんなそうじゃないけれど、保育士さんには歌がありますよ。
雨ふりの替え歌で元気になる♪
みなさんがよく知っている歌に「あめふり」ってありますよね?
♪あめあめ ふれふれ かあさんが じゃのめでおつかいうれしいな~
ピッチピッチ ちゃっぷちゃっぷ ランランラン♪
さて、これを替え歌にしましょう!
ピンチピンチ チャンスチャンス ランランラン♪
ほら、どうですか?ばからしいと思っていても、何だか楽しくなってきませんか?
私は、「さ、切り替えて明日からも頑張ろう!」って気持ちになります。
人のふり見て我がふり直せ
雨ふりの歌がちょっと苦手…という方には、
ことわざ「人のふり見て我がふり直せ」とノートに書いてください。
これは、他人の行いの善悪を見て、自分の行いを反省し、改めよという意味ですが、
落ち込んだときに自分ばかりじゃなくて、その時に周りの人たちがどう接してくれたかをよく見ておくと、
あなたが嬉しかった対応や悲しかった対応があると思います。
そこに注目してノートに書いておくといいですよ。
そこに気づけたあなたは、きっと誰かの役に立てるはず。
あなたならできる!人生でおこるすべての出来事は学びですから。
まとめ
それでは、まとめに入ります。
あなたが落ち込んだときにやるといい5つのこと。
②落ち込んでいるときの感情をすべて出す
③逃げないで自分と向き合う
④人的環境と物的環境を見極める
⑤もうあなたは大丈夫!