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【⑨言葉による伝え合い】幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿

conversation

保育所保育指針解説

lungage
保育所保育指針解説より

考え方のポイント

言葉による伝えあいですが、それまでに必要な言語の発達、
知識獲得に必要なことという視点で見ます。

A.沢山の言葉にふれる
B.伝える・聞くコミュニケーションしたい意欲
C.言葉の課題

上記A~Cの視点で私なりに分けました。
そして、

①子どものとらえ方
②保育士の役割
③具体的な内容

の3つにわけてそれぞれを説明します。

A.沢山の言葉

言葉での伝えあえいをする上では、
いろいろな日本語を知っている必要があります。

最近は外国籍の子も増えてきて言葉の獲得に
心配を感じることもあるかもしれません。
でも、私も何人か子どもたちを担任してきましたが、
子どもたちの言語獲得能力って本当に早い!

子どもたちの言語を伸ばすために必要な事を伝えていきます。

①子どものとらえ方

子どもたちを見る時に、言葉の響き・リズムを楽しんでいるかどうか。
言葉でイメージする力が育っているかどうかをみます。
また、絵本を楽しむ力をもっているかも観察するといいです。

言葉の響きやリズムは、乳児期からわらべうた遊びなどで
楽しんでいる子は心配ないですね。絵本も好きな事が多いです。

でも、じっとしていられず絵本を見ていなかったり、
男の子に多いのですが、言葉がゆっくりだったりすると
多くの言葉のシャワーが必要です。
思考回路も独特だったりします。

それが悪いとかいいとか評価するのではなく、
そういう発達段階なんだと知る事が必要です。

②保育士の役割

保育士は、その子の発達段階を抑えた上で
言葉を伸ばすため絵本や、言葉遊び、表現遊びなど
保育に取り入れていきます。

普段からやっていることなので、
それを毎日習慣化して日課に入れていくと
興味を持っていない子たちにも
言葉に触れる機会が作られます。

③具体的な内容

 
具体的な提供するものは
文字の世界へつなげるために絵本の読み聞かせです。
これは、年齢やクラスの理解度によって選ぶ本をかえます。

私が年長をもっていたとき、児童書で「エルマーの冒険」を
読み聞かせしていたことがあります。
男の子が多いクラスだったので、冒険ものを楽しめたのですが、
クラスには外国籍の子もいて、その子たちにとっては
難しすぎたのです。言葉を聞いてイメージで理解する力が育っておらず、
その時間は退屈だったのかもしれないな、と反省しました。

クラス全体に適切な本や紙芝居などを選ぶのは大変ですが、
いつも難しいものだけにならないよう、幼児クラスにも
乳児クラスのお話を読むときもありました。
紙芝居「ごきげんのわるいコックさん」なんかは
全員が楽しめました。

楽しいもの、難しいもの、ちょっと考えるものをいろいろ
提供しつつ、クラス全体を伸ばすよう心がけます。

また、反対言葉やなぞなぞ、しりとりなど
言葉あそびを楽しむのもいいですね。

私は、外遊びの前に準備ができた子から出入り口のところで
一問とく遊びを取り入れていました。
時にしりとりだったり、なぞなぞだったり、今日の保育で
楽しかったことや、明日の持ち物などなんでもありです。

言葉で考える力が育っていない子には簡単な問題にしたり、
友だちからの助けをうけられるようにしました。

B.伝える・聞くコミュニケーション欲求

言葉での伝えあいには、そもそも相手と話したいという思いがあります。
今回は、そのコミュニケーション欲求について話します。

①子どものとらえ方

乳児期は母と子の関係が強く、
保育士は母のように温かく見守りながら
成長を支えます。

女の子たちは成長が早めなのと、ごっこ遊びが好きなこともあり、
2歳ぐらいになると、身近な友だちと関わって遊ぶようになります。
まだまだ、並行遊び(同じ空間で自分の好きな遊びをしている状態)ですが、
これが、コミュニケーションの根っことなります。

男の子たちも、好きな車やブロックなどで一緒に遊ぶこともありますが、
一緒に遊ぶよりも、自分のやりたいようにする気持ちが強い傾向にありました。

だんだん、成長してきて4.5歳ぐらいになると
ルールを守る鬼ごっこなどで一緒に遊べるようになってきます。

人間関係は自然に学ぶところが多いのです。
しかし、保育の場で伝えられることもあります。
例えば、声の大きさをコントロールすること。
自分の声の大きさって気づかないですから。

あとは、相手との距離感や話を聞く力です。
これは、大人でも難しい人いますよね。
まだまだ発展途上中です。

②保育士の役割

クラスの子どもたちの関わりを見守りながら、
保育士自身の子どもへの接し方がモデルになっている
という意識が必要です。

子どもたちへの言葉がけが威圧的だと、
そういっていいものだと学びます。

子どもたちの言葉を聞いていると、お母さんやお父さんの真似を
上手にしているので、
同じように先生の真似も家庭でしていることが多いです。
私も何回も真似されていました。
後からお母さんたちに聞いて、ちょっと恥ずかしかったです。

だからこそ、保育士の言動は日頃の保育記録などで
常に反省して振り返ることが大事。
振り返る事で、よりよい接し方に近づいていきます。
これがプロの仕事です。

③具体的な内容

保育士自身がモデルなので、関わり方を意識するという
話をしました。それでは、具体的にはどうするかというと、
保育士が考えや思いを言語化するときに感情的にならないこと。

子どもたちの言葉で考える力を伸ばしたいなら、
ケンカや何か問題が起きたタイミングで
叱るのではなく、「どうするといいのかな?」
とこちらが冷静になって対応していくことです。

もちろん、危険な場合や命に係わる場面では
とっさに大声で怒鳴ってしまっても仕方ないですが、
普段の子ども同士のケンカなどは、冷静に聞く事が必要です。
子ども同士の交通整理をしていきます。

これ、毎日やっていることだと思います。
ただ、一番悩む場面でもありますよね。
私のこの対応よかったかな?とか、
こういう風に言ったけど、Aちゃんの思いに寄り添えていたかな?
と不安になるかと思います。

だから、保育反省などで出してみるものの、
あんまり具体的なアドバイスってもらえませんよね。
ともすれば、Aちゃんだから仕方ないよね…とすまされてしまうことも。

これでモヤモヤします。
それでいいのですが、モヤモヤしているのなら、
別の対応があるはずです。
それは、あなたの人生観だったり、価値観が大きく関わってくるので
そこを掘り下げてみてください。

どうして、私はこの対応に疑問をもったんだろう。
これができる保育士は、すごいです。

C.言葉の課題

言葉の発達は個々に差があります。
0.1歳クラスでよく話す子もいますし、月齢によっては
ほとんど言葉が出ない子もいます。
乳児クラスでは、よくあがる問題ですね。

初めてのお子さんを持つお母さんもよく心配しています。
「うちの子、言葉が遅いんですけど、大丈夫でしょうか?」
言葉が遅いとは正常発達をしているかをみる
指針となるので気になるところですよね。

ほとんどのお子さんは、大丈夫ですが、
言葉だけではない部分で気になる事がある場合は
保健所や療育センターと協力して成長をみていきます。

①子どものとらえ方

保育士は、子どもの記憶力・想像力・集中力の3つを見ていきます。
記憶力は2歳児前後でパズルやかるた遊びなどが好きな子だと
ぐんぐん伸びていきますね。

ただ、集団生活の中では、かるた知っている子が
すべてとってしまい、興味を持った子がつまらなくなってしまう
弊害もあるので注意ですね。

想像力はお話の世界が好きな子や、
絵本や紙芝居の世界に集中している子は
イメージ力が高いです。

集中力は、苦手なことをみるのではなく、
好きな事に集中しているかを見てください。

②保育士の役割

保育士は、言葉の発達を促すために、一緒に会話を楽しみます。
子ども同士の会話もいいのですが、保育士と会話をしていくことで
語彙が増えていきます。

絵本や紙芝居など、興味のあるストーリーを
繰り返し読むことで、言葉を覚えることも多いです。

言葉遊びやかるた遊びを提供する中で、
この子、理解していないかもしれないと気づけることも
ありますよね。
その時は、理解力のない子とみるのではなく
言葉の発達の伸びしろのある子と見て下さい。

すると、その子にとって必要な遊びが見つかります。
保育士の見方が、集団の子どもたちの見方につながります。

③具体的な内容

保育士をやっていると、クラスの子どもたちを全員見れる分、
どうしても比較をしてしまします。

この比較は、悪くとると、できない子を下に見てしまいがちです。
集団をまとめる時って、できる子ばかりの方が先生は楽なんです。
でも、保育園の集団ってそうじゃないですよね。
私も障がい児、外国籍、場面緘黙、家庭が不安定な子などいろいろな子と
出会ってきました。そういう子たちを含む集団の運営の難しさはわかります。

しかし、この比較をいい意味でとれば、言葉の発達がゆっくりな子には
必要なおもちゃや言葉がけを提供したほうがいいとわかるということです。
気になるという子たちを拾いつつ
集団の核になる子たちを伸ばしていく事で集団をつくっていきます。
この集団を言葉で伝え合えるいい関係にもっていくのが担任です。

本当に力量がいります。
世の中では保育士が低く見られているけれど、
日本の保育士の能力高いですからね!
ただ、フォロー体制が少なすぎますね。

保育士は、クラス全体への声かけと
個々への声かけをわけたり、理解度を下げてイラスト化しつつ
言葉で伝えるなど工夫していくといいですね。

こういった努力を続け、集団をまとめていく中で
いい関係をつくり、子どもたちの記憶力・想像力・集中力を伸ばしていきます。

本当は、もっともっと個別で伸ばしてあげたいと思うと
今の保育体制は厳しいのです。
私個人としては、行事に追われない保育をやっていきたいです。

まとめ

matome

A.沢山の言葉にふれる
B.伝える・聞くコミュニケーションしたい意欲
C.言葉の課題

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