モバイル用グローバルナビ--> 保育士が学ぶ、寝かしつけのツボ ☆ こどものえがお

保育士が学ぶ、寝かしつけのツボ

私だけ寝かしつけができない

先輩はどんどん寝かしつけていくのに、
私だけ目の前の一人さえも寝かしつけられず凹む。なんてことありませんか?
どうしたら、寝てくれるの?と
思っているうちに先輩から交代してと言われてしまったり、
あとは任せたと言われ途方にくれる経験もあるかと思います。

私だって役に立ちたいのに…と。
 
では、どうすればよいのか。
今のあなたでは、実力不足です。
これからツボを知っていくところなんですよ。

先輩は今まで何十人もの子どもたちを寝かしつけてきて経験があるんです。
ツボを知っています。
でもあなたはそのツボが何なのかがわかりません。

以下の記事に私の経験から、そのツボをまとめました。
私は17年間保育士として働き、今はママとして子育てをしています。
その経験からお伝えしていきたいと思います。
 
みなさんの、今後の保育の参考になると嬉しいです。
明日から寝かしつけで困らない自分になれるといいですね。

寝かしつけ3つのツボ

①子どもたちのボスになる

おそらく、あなたはまだ新人なので先輩に頼ることが多いです。
その姿を子どもたちはよく見ているのです。

そして、子どもたちは直感的に先輩先生の方が上だから、
あの先生の言うことは聞いておこう。
あなたは下だからぼくたちと一緒に楽しく遊んでくれる人だね、
と思われている可能性があります。

だから、あなたが傍にくると、昼寝なんかよりも一緒に遊びたいな、
という気持ちが子どもの心にあふれてきます。
 
その結果、子どもたちは眠たくなりません。
一緒におしゃべりをしたり、遊んでほしいのです。

ただ、これでは保育の流れに支障が出てしまいます。
それなので、あなたは今は遊ぶ時間ではないことをきっぱりと態度で示します。
毅然とした雰囲気を出せるように頑張るのです。ここは、あきらめない事。

そして、今は寝る時間だということを知らせるのです。
これを続けると、子どもたちにもこの人を遊びに誘っても無駄なんだと
気づき寝る体制を作るようになります。

自分で寝る体制に入った子は、あとは見守るだけでOKです。

②家庭でのクセをつかむ

 入眠の時のクセって人それぞれ違うものです。
おんぶや抱っこで寝たり、
タオルの端を握りしめたり、
お気に入りのぬいぐるみが必要だったり、
敷布団の下にもぐり込む子もいます。
十人十色です。

保育園は集団の場です。
でも、「眠る」と無防備な行為を集団の場で行うには、子どもたちだってそれなりの勇気がいるんです。
だから、せめて安心できる体制をとりたいもの。

保育士はそれを理解した上で、なるべく安心して眠りに入れるようサポートします。
肌の温かさを求めている子には、
抱っこしてぎりぎりまで温かさを残しながら、布団とすり替えます。
おもちゃが手放せない子には無理して片付けず、寝てからそっと片付けます。
(万が一、おもちゃが顔にかぶさっては大変なので)

私が今までやった、多くの子に効果的だったよく寝るツボは
眉間から鼻にかけてのソフトタッチを繰り返す、
背中をさする、
足をさする、
耳を触るでした。

ベテラン先生は子守唄を歌い部屋の雰囲気をゆったりしたモードに変えていました。
先生のキャラによって寝る雰囲気づくりも違ってきます。
こういった、あなたの事をきちんと見ているよ、
というメッセージが安心感を与えてくれ入眠へと導きます。

③日中に体をしっかり動かす

 お昼寝は日中体をしっかり動かせば、子どもたちにとっては自然と必要となるものです。
大人も疲れたら少し休みたくなりますよね。

子どもたちをおひさまの下で元気いっぱい遊ばせて、
お腹いっぱいご飯を食べたら眠る。
このサイクルで毎日体を作っていきます。

日中の遊びの内容を充実させることもお昼寝につながることを覚えておいてください。

特に寝ない子は、すごく活発な子が多いと思います。
動く量が他の子より多く必要な子も中にはいます。
個人差を考慮しながら、最大限遊びの時間を確保できる保育の流れを、
職員みんなで考えることが大事です。
これは、あなただけの力では難しいので先輩に相談してみてくださいね。

ちょっと困った時

 入眠時必ず泣く子もいます。
そういう子は一旦テラスなどに出て、他の子の睡眠を邪魔しないようにして、
落ち着くまで傍にいるようにします。
ただ、どうしても大変な時は保育士同士で交代してくださいね。
ずっと、抱っこはしんどいです。
ケアが必要な子は一人で抱え込むと、その先生がつぶれてしまいます。

こういう、大変な時に支え合うことがクラスの職員間の信頼関係づくりになります。
きちんとSOSは出すようにしましょう。
最終的に寝ない時もあります。
そういう日もあります。

そのような特性があるお子さんは保護者も困っていることが多いので、
その子のペースで生活リズムを作っていくよう働きかけサポートしていきます。 

さいごに

子どもたちを早く寝かせたければ、まずあなたの中の焦る気持ちを整えて下さい。
早く寝て~と思うほど、イライラがつのります。
そのイライラは保育士の雑務が多いせいもあるのでしょうが。

保育士にとって、このお昼寝の時間って
15分ごとに呼吸のチェックをしながら、
お便り帳をかいたり、
記録を書いたり、
他のクラスの対応をしたり、
休憩をとったり、
会議があったり、
本当に貴重な時間なのです。

だから、焦る。
イライラする。
その気持ち、わかります。

ただ、そういう自分を客観的に見て、
イライラしないためにはどこを改善するといいのかな?
子どもをかえるのではなく、システムを変えてみるのはできないかな?
雑務の簡易化の見直しを園全体で考えられないかな?
などという新しい発想を取り入れながら、
子どもたちの生活を支えていけるといいなと思います。

昼寝の時、寝なくても静かに遊べていればOKという
雰囲気作りと人の確保ができれば、みんな幸せなのになと思いつつ、
日本の集団保育の現実と葛藤です。

明日も寝かしつけ頑張ってくださいね。子どもも大人も幸せな社会を願って。

スポンサーリンク