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保育士ってピアノが弾けないといけないのか?【大丈夫です!】

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保育士がピアノをひけなくても大丈夫なのか?

 結論、ピアノがひけないと困ります。ただし、保育士として仕事はできます。
わたしもピアノは短大で初挑戦でした。それでも保育園で働くことはできます。

大学の授業はピアノ初心者コースとピアノ経験者コースにわかれていました。
幼児教育を目指す人の中にはピアノ初心者さんも意外と多いです。

保育現場ではピアノは日常で使います。
だから、弾けると仕事をする上で便利です。
でも絶対弾けないとダメかといわれると、そうでもないです。
その理由はピアノは1つの技術でしかないからです。技術を持っていると仕事上便利です。

でも、本当に必要なのはピアノよりもコミュニケーションスキルです。
だから、実はピアノがひけなくても仕事はできるんです。

実際にピアノを使う場面3

では、現場ではいつピアノを使うのかお知らせしますね。

①入園式

 これから入園する子どもたちへ向けて、年長組さんなどから入園おめでとうという
意味をこめて歌をプレゼントすることもあります。
その時の伴奏をピアノでひきます。

前年度末にピアノ担当が決まるので、少し準備期間があります。
就職した新人の先生がいきなり弾くことはあまりないと思います。

②日常の遊び、季節の歌

 わたしの勤めていた保育園では、春の歌、夏の歌、秋の歌、冬の歌と季節ごとに何の歌を歌うのか、
その年に話し合って決めていました。
たなばたやひなまつりなど行事のものは定番のものが多かったです。

保育園には音楽の教科書のようなものはないです。
先生たちが知っている歌の中から年齢や季節に合ったものを、
その年に担当の先生たちが選ぶことが多いです。

園の歌をもっている所はそれも歌うでしょうね。

③卒園式

 この卒園式がピアノ初心者にとって、一番ハードルが高いです。
そもそも卒園式は年長さんが主役なので、それなりに歌が歌える年齢であり、
今までの成長の集大成でもあるのでいろいろな歌を歌います。

みなさんも学校の卒業式などで歌を歌いますよね。
あの伴奏に近いです。だから、初心者には難しいものが多いです。
それに加えて、入場の時の曲も弾くのです。

ピアノが苦手でも、逃げ切るコツ4

 保育園でピアノを使う場面はわかった。
でも、やっぱりピアノ無理!という方に、ピアノから逃げ切るための4つのコツを伝えます。

①簡単な楽譜を探す

 とにかく、自分の今のレベルで弾ける曲を増やすことです。
本屋さんや楽器屋さんに並んでいる楽譜集を比べて、
あらかじめドレミがかいてあるものや、和音が少ないもの、
これなら弾けそうと感じるものをコピーして自分専用のファイルにとじていきます。
そのファイルにあるものは、あなたが弾けると思ったものだけなので、
練習したら必ず弾けますよ。

時間はかかるかもしれませんが、やってみる価値はあります。これが自信になります。
わたしは、春ファイル、夏ファイル、秋ファイル、冬ファイルと分けて保存していました。

保育園での歌を決める打ち合わせの時にそのファイルの中から選んでもらえば、絶対弾ける曲に決定します。
こうして新たな難しい曲の練習から逃げ切りました。
職場の先生にはピアノ苦手宣言をあらかじめしておくことも大事です。

②歌だけは必ず暗譜する

 保育士のピアノの難しさはピアノだけでなく、弾き語りがセットという所です。
ピアノが苦手なのに歌までもか…と落ち込みますよね。
でも、子どもたちに歌を教える立場にあるので当然です。
それならば、ピアノなしで歌だけ完璧にしてしまいます。
 念のため、子どもたち向けにわかりやすくひらがなやイラスト入りの歌詞カードも作り部屋にはります。
これは保育士のためのカンニングペーパーの役割も果たします。

いや、これはあくまで子どもたちへの指導の目的で環境設定しているだけですよ。

 そして、ピアノで間違えても歌は完璧なので主旋律だけピアノでひきながら、
歌で楽しくのりきりましょう。
ピアノが苦手で途中で歌がとまるより、ましです。

③卒園式のピアノ担当だけは断り続ける

 ピアノが苦手なのは場慣れをしていないせいです。
卒園式というのはすごく緊張した雰囲気の中おこなわれるものです。
これはピアノのコンサートホールで発表する感じに似ているのではないでしょうか。

わたしは今までピアノのコンサートなんて出たことはありません。
もし出たら、極度の緊張状態に陥ります。
ピアノでひき間違えることがわかっています。
こんなわかりきった場でピアノ伴奏をするくらいなら恥をかいてでも、最初から断りましょう。
年長さんの晴れ舞台に迷惑です。

 どうしても、断れなかったら死ぬ気で練習しましょう。
暗譜するくらいひきこんでいれば、自分の自信になります。
もし、本番間違ってしまっても、練習をしていたあなたの姿を知っている職場の先生たちはわかってくれます。
誰もあなたのことを責めないので安心してください。

④CDなど音源を使う

 これは、あまり使う先生がいないので邪道かもしれません。
でも、リトミックや遊び歌、リズムなど音源をあらかじめ用意しておいて遊ぶのもいいと思います。
 
 わたしは自分でピアノでひいたものを録音して使っていた時もあります。
これは、その当時障がい児の子がオルガンに乗ってしまい、やむなくCDを使っていたという別の理由もありますが。
 
 世の中にせっかくいいものがあるなら、使わないのは損ですよね。
CDで遊び歌に慣れていると、保育参加など親子で遊ぶときに盛り上がるので、おすすめです。
ケロポンズさん、新沢としひこさん、ロケットクレヨンさんなどいろいろな保育の遊びを紹介している方がいるので、
自分の好きな歌を選んでおいて一緒に歌ったり踊ったり楽しむといいと思います。

注意!保育園と幼稚園では求められるピアノスキルが違う

 保育園では日常的にピアノを使うというものの、実際は生活や遊び重視で過ごすことが多いです。
 しかし、幼稚園では保護者に日頃の成長を演出してみせることもあるため、
ピアノで発表会などのクオリティーが決まることもあります。
あなたが就職先を迷っているのであれば、保育園と幼稚園でどちらに希望を出すのか、
ピアノで比較することもあると思います。
自分をスキルアップをしてどちらも選べるようにするのが良いと思います。
 
 わたしはピアノ初心者だったので、迷わず保育園でした。
自分にとってどれが正解かは、じっくり考えて下さいね。
これから就職するみなさんの参考になればうれしいです。

さいごに

 ピアノがひけるとうれしいけれど、家にピアノがないし練習できない。そうですよね。
わたしもお金がなくてピアノは習わせてもらえなかったし、
ピアノを置くスペースもなかったです。
短大でバイエルから練習し、就職してから電子ピアノを買いました。
 
 ピアノって難しい。そうですよね。
楽器は練習しないとうまくならないものなのです。
その練習時間が試験勉強やバイトやゲームでとれないんですよね。わかります。
そうでした。学生って忙しいですよね。

でも、1日10分でいいからピアノにさわる習慣をつくってみるといいかもしれません。
10分ならどこか捻出できると思うので。できない自分を責めないで少しずつ少しずつ。

 ピアノ教室に通うなんて勇気がいる。そうですよね。
わたしも大人になってからやっとピアノ教室に通って、
できなくてピアノの先生に指をぴしゃっとやられて凹みましたよ。だって、ひけないもん。
いや、練習していない自分が悪いんですけどね。一歩踏み出す勇気は結構ハードル高いよね。
 
 そうなんです。みんな不安なんです。
ピアノがひけなくても保育士になれるのかなって。わたしも不安でした。

でもね、大丈夫です。
ピアノがひけなくても保育士にはなれます。

 保育園に就職するために絶対練習は必要なので、少しずつ上達していきます。
試験にピアノはあります。
でも、課題曲はわかっているんです。
その課題曲をひたすら練習するのみです。
暗譜した曲は強いですよ。10年たっても弾けますから。
 
 今頑張っている人も、これからピアノをはじめる人もできる所からピアノの練習、がんばってくださいね。

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